不動産を購入するにあたり、「駅までの距離はなるべく近いほうがよい」と希望される方は少なくありません。
そこで今回は、駅近物件を購入するメリットや注意点について、詳しくご紹介します。
駅近不動産の購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
駅近不動産を購入するメリット
駅近物件には、主に4つのメリットがあります。
通勤・通学に便利
通勤や通学に電車を利用する場合、駅までの距離が近ければ、その分朝の時間にゆとりを持てます。
ほんの数分～数十分の時間に思えても、週5日で換算すると決して少なくない時間を節約できるでしょう。
また、天候が悪い日や万が一ケガをしてしまった場合でも、移動の負担が少なくて済みます。
車を持たずに生活できる
車は非常に便利な移動手段ですが、車本体の価格以外にも税金や車検代、駐車場代やガソリン代など多くの維持費が発生し、金銭的負担が大きくなりがちです。
駅近物件であれば、日常的な移動は電車で十分対応できるため、車を持たなくても不自由なく生活できます。
電車の運賃や必要になった場合のレンタカー代を考慮しても、経済的なメリットは大きいでしょう。
売却しやすい
不動産を購入するにあたり、駅近物件を希望する方は多く、売却することになっても比較的売れやすい立地です。
とくに住み替えを前提に物件を購入する方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
防犯面で安心
駅周辺は、夜間でも街灯が多く人目につきやすいため、比較的安心して帰宅できます。
また、駅周辺には交番が設置されていることが多いため、万が一酔っ払いや不審者に絡まれそうになっても、助けを求めやすい環境です。
駅近不動産を購入する際の注意点
駅近不動産を購入する際は、2つの注意点に気をつけましょう。
価格が高い
駅近物件は、価格が高いことが最大の欠点です。
条件が同じ物件でも、駅が遠い物件に比べ販売価格はグッと上がります。
間取りや広さなど、暮らしやすい理想の物件を求めると、予算をオーバーしてしまうケースも少なくありませんので、優先順位をしっかり決めておくことが大切です。
住宅環境が良くない可能性がある
「駅が近い＝交通量が多い」ことでもあります。
遮断機の音や電車が通る音、車やバイクの音などが夜遅くまで鳴り響き、思いのほか不快に感じてしまうケースも珍しくありません。
また、住宅が密集しやすく高いビルなども多いため、日当たりが良くない物件が多いです。
駅近物件にこだわるあまり、暮らしづらい物件を購入することにならないよう、周辺の状況をできる限り調べることをおすすめします。
まとめ
以上、駅近不動産を購入するメリットや注意点を詳しくご紹介しました。
魅力がたくさんある駅近物件ですが、メリットばかりではないのもまた事実です。
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